海外旅行に行く際、何を持っていけばいいのか悩みますよね。パスポート、飛行機のチケット、クレジットカード、スーツケース、変換プラグなどなど
この記事では、海外旅行に持っていくものを必須のものからあると便利なものまでご紹介したいと思います。
少なくとも「パスポート」や「ビザ」は当たり前のものなので、詳しくは書きませんが、海外に行くために必ず必要になるものなので出発前の数週間前までには申請しておきましょう!
目次
必須の持ち物
パスポート
もちろん当たり前で、ご存じだと思うのですが重要なのであえて書きます。
パスポートは日本が発行する国際的な身分証明証となります。日本国内であれば車の免許証やマイナンバーカードなどが身分証として一般的だと思いますが、海外旅行で日本人が世界的に通用する身分証としてはパスポートになるのです。
これがなければ海外に行けませんので、海外旅行に行く前に必ず発行しておきましょう!もし、すでに持っている場合は、期限が切れていないか、旅行中に期限が切れたりしないか必ず確認しましょう!
期限が切れてしまうと行くことも帰ってくることもできませんので、必ず確認しておくようにしましょう!
持っていない場合は海外旅行に行く前に早めに作っておきましょう!パスポートの取得は少なくとも申請してから1週間(土日祝日除く)はかかるので、余裕を持って出発日よりも3週間前までには申請しておくとよいと思います。パスポートは余裕を持って取得しておきましょう
また、パスポートの有効期間中であっても期限が1年未満であればパスポートの「切替申請」を行うことで新たなパスポートに作り替えることができます。
航空チケット・ホテルの予約
飛行機のチケットがないと飛行機に乗れないので必ず予約してください。また、ホテルも旅行先で滞在するために必要になるので必ず予約しましょう。
飛行機のチケットやホテルは、それぞれ直接航空会社やホテルで予約することができますが、旅行代理店でも飛行機のチケットとホテルを予約できます。
チケットとホテルを含めたプラン(ツアー)もあり、チケットとホテルを別々で予約するよりも旅行代理店などでツアーを申し込んだ方が楽だと思います。また、各社格安プランや送迎、添乗員付きプランがあったりとお得で便利なプランもあります。旅行については旅行代理店のスタッフに聞くことで、旅行先の情報も教えてくれます。
ビザ
海外旅行先の国よっては「ビザ(査証)」が必要になり、ビザがないと海外旅行先の国に入国できません。ビザは査証とも言われ、入国許可証の役割がありますので、海外旅行先の国に行くのに必要かどうか必ず調べておきましょう。
ただ、ビザはすべての国で必ずしも必要というわけではなく、海外旅行などの短期滞在であれば免除されている国もあります。
また、ビザは免除されているものの電子渡航手続き(ESTA、eTAなど)が必要な国もありますので、併せて調べておきましょう。
コロナウイルス関連
コロナウイルスワクチン接種証明書やPC検査陰性証明書が多くの国で入出国時に必要になります。
また、旅行先の国によっても必要な手続きや書類が様々なので、事前に何か必要かを確認しておきましょう!
衣類など
こちらも当たり前ですが、旅行先で着替えるための衣類です。例えば、着替えや上着、下着、靴などです。
海外旅行ともなると国内旅行と比べて宿泊数も増えるので衣類の量も増えるかと思います。また、旅行先の季節や気候もチェックしておきましょう!季節はいつか?寒い地域なのか?暑い地域なのか?北半球か・南半球か?(日本は北半球にある国で南半球の国とは四季が逆になります。)
夏や暑い地域であれば、半袖のシャツやワンピース、日除けの帽子や日傘、サングラス、サンダルなどを持っていくといいですし、日本より寒い地域であれば、防寒着や手袋、マフラー、ニット帽、冬服などの厚手の服を持って行きましょう!
また、ドレスコードのあるレストランに行くのであれば、ジャケットや革靴、ドレス、ヒールなど、海で遊ぶ場合は水着が必要になるので準備していきましょう。
洗面用品・日用品
これらは日常使っているものですね。国内・海外は特に関係なく持っていくものだと思います。最悪忘れてしまってもなんとかなるものではありますが、ないと困るものということでほぼ必須のものとして紹介します。
例えば
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- 洗顔料
- 化粧落とし
- 生理用品
- 髭剃り
- お化粧道具
- 日除けどめクリーム
- 整髪料(ワックスやジェルなど)
- 医薬品・常備薬 ・・・日頃服用している薬や胃薬、整腸剤など
- コンタクトレンズの替え・保存液
- スマホやカメラなどの充電ケーブル・充電器
- ショッピングバッグ、エコバック ・・・ 海外ではお店によっては買物袋がなかったり、有料だったりします。
などなど
歯ブラシや洗顔料などの洗面用品や化粧道具や髭剃りなどの身なりを整えるものなど日常で利用しているものを旅行先でも持っていく必要があります。
もし、ここに書かれているもの以外で普段使っていて旅行中でも必要なものがあれば(旅行に持って行ける範囲で)持っていきましょう。
シャンプーやコンディショナー、ボディソープはホテルのアメニティとして用意されていることが多いので、このシャンプーじゃなきゃダメだ、ということでなければ持っていく必要はないでしょう。(格安ホテルの場合アメニティが用意されていないホテルもあるので事前に確認しておきましょう)
ドライヤーやアイロンを旅行先にも持っていく人もいると思うのですが、日本と海外では電圧が異なるので利用している家電が海外対応(電圧が「100-240V」)のものか確認しておきましょう。もし、「100V」のみとなっていれば日本国内のみ対応となりますので、ホテルに備え付けのものか海外対応のアイロンを持っていくかにしましょう。
仮に歯ブラシとかであれば現地のスーパーや薬局などで買うこともできるので、忘れてしまった場合は現地調達しちゃいましょう。
充電ケーブル・充電器
海外旅行でもスマホやタブレット、カメラを持っていくと思いますので、それらを充電するためのケーブルや充電器を持っていきましょう。
クレジットカード
こちらも海外ではほぼ必須のアイテムとなります。特に欧米諸国や有名な観光地のある国ではだいたいクレジットカードが普及しているいるので、持っておくとよいでしょう。
ただ、国によってはクレジットカードが欧米諸国よりも普及していない国もあるので、事前にチェックしておくとよいです。
海外でのレストランやお土産屋での支払い時に利用しますし、現金が無くてもカードで支払いができます。また、ホテルでチェックインするときに提示を求められることがあるので、必ず持っていきましょう。
有名なクレジットカードとしてはCMでも流れている「VISA」、「マスターカード」、「JCB」、「American Express」、「ダイナース」などがあります。
特に「VISA」、「マスターカード」は国際ブランドとして世界的にもシェアが高いので、海外に行くときはどちらか1枚持っておくとよいです。
ちなみに個人的には2、3枚のクレジットカードを持っていくことをおすすめします。1枚だけだとお店によっては利用できないカードもあったりするので、予備としてもう1、2枚あると安心です。
1枚目:「VISA」か「マスターカード」
2・3枚目:1枚目以外のカード会社のクレジットカード
(例:1枚目がVISAなら、2枚目はマスターカード、3枚目はAmerican Expressカード)
日本唯一の国際ブランドである「JCB」もあるのですが、日本のプランドということもあり、加盟店が2大プランドと比べ少ないので、海外では注意が必要です。
シェアが高く、加盟店も多い「VISA」、「マスターカード」の両ブランドのクレジットカードを持っている心強いでしょう。
また、クレジットカードは支払いだけでなく、海外旅行保険の付帯する特典も付いているものもあるので、わざわざ旅行保険に入る必要がなくなります。※付帯する海外旅行保険では賄えないものもあるので別途海外旅行保険を付けることをおすすめします。
もし、持っていない人は海外旅行を機に持っておくのもありかもしれません。年会費無料のクレジットカードもありますし、もちろん日本でも利用できますし、ポイントが付いたりと現金払いよりも特典があるので大変便利でお得です。
現金(外貨)
前項でクレジットカードの説明をしましたが、やはり現金も必要です。クレジットカードが使えないお店もありますし、チップを払うために多少の現金は持っておきましょう。
ただし、旅行先の国がクレジットカード利用が普及していないようであれば、利用する分の現金を持っていく必要があるでしょう。しかし、防犯上多くの現金を持つのはリスクがあるため注意が必要です。その場合、プリペイドカードやキャッシュカード(外貨口座作り日本円を外貨に替えておく)を用意し、外国のATMでお金を引き出せるようにすることも検討しましょう。
空港の両替所や両替機で日本円を外貨に両替することができるので、両替しておきましょう。一部ホテルでも両替できますが、レートは空港の方がよいと思います。
スーツケース
海外旅行に持っていく荷物を入れるために必ず必要になる鞄になり、衣類など手荷物以外はこの中に入れておきます。
帰りはお土産などがあるため行きよりも荷物が増え、駅や空港を移動することも考え、キャスター付きの大きめのスーツケースにしておくことをおすすめします。
電源変換プラグ・変圧器
海外では、コンセント(プラグ)の形状が日本とは異なる場合があり、日本製のプラグの形状を海外のコンセントに合わせるための変換プラグです。
スマホやタブレット、カメラをホテルで充電すると思いますので必ず持っていきましょう。
また、電圧にも注意してください。海外は日本の電圧(100V)とは異なりますので、日本の電化製品をそのまま利用することができない場合があります。電化製品の裏などに入力電圧(Input)が「100-240V」と記載されていれば海外でも対応しているのでそのまま使うことができます。ただ、「100V」のみと書かれていると日本のみでも仕様となるので「変圧器」という日本国内のみ対応の電化製品も利用することができます。
最近のスマホやタブレット、カメラは海外にも対応しているものがほとんどだと思いますが、念のため機器の対応している電圧も確認しておきましょう。
スマホ
スマホは国内でもほぼ必須のもので、海外でも連絡手段、インターネットをするために利用するので持っていきましょう。
海外のホテルやカフェなどでは無料で使えるwifiもありますが、念のためポケットwifiをレンタルしておくとよいでしょう。
アクティビティや目的に応じたな持ち物
海外旅行の目的によってはその目的に応じた持ち物が必要になります。
もし、海で泳ぐ場合は水着やサンダル、サンオイルなど、オーロラを見にいくのであれば防寒着や一眼レフカメラや三脚などが必要になります。
また、ドレスコードのあるレストランに行く場合、ジャケットや革靴、ドレスやヒールが必要になることもあるので準備が必要になります。
あると便利なもの
コンパクトな財布(マネークリップ、コンパクトな財布)
普段利用している財布があると思うのですが、それとは別に異なる財布があると便利です。
普段使っている財布が大きめでお金だけでなくポイントカードや診察券など入っているとそれだけでも重たくなりますし、外国の外貨を普段使っている財布を混在させると日本円と外貨が混ざって混乱します。
普段使いの財布と海外旅行用の財布を分けておけば持っていけば、普段使いの財布はホテルの部屋にある金庫に保管しておき、旅行中は海外旅行用の財布を使うことができます。
また、帰国後に財布から外貨など不要なものを移し変えたりする必要もありません。
海外旅行に行く前に財布から旅行中に使わないポイントカードなどを出しておいたら、帰国後に財布に入れるのを忘れて使いたい時に使えなかったときがありました。忘れていた自分が悪いのですが、帰国後は疲れて忘れがちです。
海外旅行用の財布としては、「マネークリップ」や「二つ折り・三つ折りの財布」のコンパクトなものをおすすめします。
コンパクトな財布の方が持ち運びに便利ですし、余計なものを入れなければその分軽く済みます。海外での買い物はクレジットカードでほとんど済みますので、財布にはクレジットカード数枚と少しの外貨が入れば十分です。
免許証は?と思いますが、日本で発行された免許証も海外にいる間は使わないので、普段使いの財布に入れたままにしてホテルの金庫にでも保管しておけばいいです。海外では身分を証明するものはパスポートになるので、日本で発行された免許証は海外にいる間は不要なのです。
海外旅行保険
これは必須というわけではありませんが、あると安心しますし、必要になったときには大変ありがたいものだと思います。
海外旅行では何が起こるかわかりません。旅行先で怪我や病気になるかもしれませんし、逆に相手に思わぬ怪我をさせてしまう場合もあるのです。また、自分自身ではなく自分が持っているものに対しての補償もしてもらえる保険もあるので、旅行先で鞄やカメラが盗まれた、壊れてしまった場合などにも補償されます。(限度額あり)
wifiルーター
海外用のwifiルーターがあれば海外でもスマホでインターネットを利用することができます。これはレンタルできるwifiルーターがあり、日本国内の空港で受け取ったり、返却することができます。
スマホのキャリアによっては、海外でインターネットを利用する場合、データ通信量が従量制となり、通常の通信量より高額となってしまう可能性があります。各キャリアとも海外利用の定額オプションなどが用意されているので、そちらに申し込むのもよいかもしれません。
wifiルーターを一つレンタルしておけば、スマホ、タブレットなど複数の機器を接続してもいいですし、家族や友人など複数で海外旅行に行ったときに複数人で接続し、レンタル費用は人数で割れば一人当たりの費用を少なくすることも可能です。
ポイント
ドコモの格安プラン「ahamo」であれば追加料金不要で海外82の国・地域でデータ通信を利用することができます。ハワイやイタリア、フランスイギリスなど日本人の渡航先の約95%をカバーしていると言われています。
申込は不要で、20GBの月間利用可能データ量の範囲内で、追加料金なしで利用することができます。(大盛りオプション加入の場合でも海外の月間利用可能データ量は20GBとなります。)
※海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信で最大128kbpsとなります。この制限は、利用可能データ量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されませんので、15日以上海外に滞在される場合は注意してください。
観光用のバッグ
これは旅行先の国を観光するためのお財布などの小物を入れておく鞄です。
他にもガイドブックや飲み物などを入れて、観光するのに便利なので小型のリュックやポーチなどを持っていくとよいでしょう。
また、国にもよりますが外国では日本と比べスリなどの軽犯罪が多いので、ポケットにスマホや財布を入れておくとスラれる可能性があります。それに備えて簡単にスられたりしないようにファスナー付きのものにします。
ガイドブック
旅行先についての情報が載っているガイドブックです。
旅行を計画するうえでの有益な情報が載っているので、事前に購入し、通過の単位、観光スポット、飲食店、お土産など調べておきましょう!
カメラ
海外旅行の記念に写真を撮っておきたいですよね!
最近のスマホであれば十分キレイな写真は撮れますし、必須ではありませんが、デジタル一眼レフで高品質な写真を撮って旅の思い出を残しておくのもよいと思います。
また、もし旅行先でオーロラを撮る、望遠で動物を撮るなどの特殊なケースの場合はスマホのカメラ機能では限界があるので、そのケースに応じたカメラを持っていくとよいと思います。
その他
その他に海外旅行にいくときにあると便利な道具を紹介します。
耳栓:飛行機の中で周りの音が気になる場合に効果的です。飛行機の中って以外と様々な音が聞こえて、寝たいときに寝られなかったりするんですよね。例えば、飛行機のジェット音、映画や音楽の音漏れ、いびき、子供の鳴き声、などなど。
そんなときに耳栓があると完全に防ぐことはできませんがある程度の音を抑制することができます。
ペン・筆記用具:入出国カードを機内で書くときにあると便利です。
梱包材:お土産を包む用に持っていきます。お土産によってはスーツケース内に入れて運ぶときに割れる可能性があります。そんなときの緩衝材として梱包材(透明のプチプチのやつ)を持っていくとお土産への負担を減らすことができます。持っていくときも梱包材自体はかさばりますがそんなに重たいものではないので、もし必要になりそうであれば持っていきましょう!
いざとなったら・・・
いざとなったら現地調達しましょう!
旅行前にいろいろと準備しますが、意外と忘れてしまったり、旅行先に滞在してみて気付くこともあります。そんなときは焦らず現地で調達すればよいですし、そういったちょっとしたハプニングを楽しむのも海外旅行の醍醐味です。